クリティカルシンキング①
初めまして。
今日から読んだ本をより頭に残すためにブログを書いていこうと思います。
初めてのブログですので拙い文章、表現になってしまうとは思いますがご了承願います。
さていきなりですが、今回は私が最も習得したいスキルの1つであるクリティカルシンキングについてアウトプットしていきたいと思います。
クリティカルシンキングとは?
クリティカルシンキングとは、物事の本質を見極めそれを多面的に検討するためのスキルであると考えています。例えば、外出自粛下におけるパチンコ屋の営業を例にとってみよう。私たちは多くの情報をニュースやインターネットを通じて得ているが、外出自粛が促されているのにパチンコ屋が営業しているという情報を手にすると「なぜパチンコ屋を開けているのだ」などと批判があるかもしれません。しかしパチンコ屋を営んでいる人の立場から考えてみると、「パチンコ屋の固定費が高すぎて営業しなければ破綻する」「パチンコ屋がつぶれても上からお金が出ない」など様々な要因がある可能性があります。(私はパチンコ屋を擁護したいというわけではありません)このように情報が氾濫する今日では、情報をただ単に受け取るのではなく色々な角度から検討する必要があると考えます。そこで役立つのがクリティカルシンキングなのです。
ちなみに世界経済フォーラムが予想した2020年に必要とされるスキルの中でクリティカルシンキングは1位の複雑な問題解決力に続き2位に位置しています。
クリティカルシンキングの基本姿勢
クリティカルシンキングにおいて重要なことが3つあります。
- 目的(問題)は何かということを意識する
- 自分の中にある常識を意識する
- 問い続ける
これがクリティカルシンキングの基本姿勢です。
ではそれぞれ詳しく解説していきます。
1.目的(問題)は何かを常に意識する
多くの人は(自分もそうであったが)たいてい問題らしきものにあたればその問題に対するを考えようとします。しかしその問題はほとんどがどうでもいいことです。どうでもいい問題の解の質を上げところで自分は全く成長しないし、むしろ時間の無駄です。したがってまず問題らしき問題にであったらすぐに解を出そうとするのではなく、その問題が今の自分に必要なことかをじっくり考えることが大切なのです。なぜなら問題の質を上げれば解の質も上がるからです。
2.自分の中にある常識を意識する
私たちは、常に自分の中にある常識(レンズ)で物事を見ています。自分の価値観や過去の経験から考えていると思考が狭くなってしまいます。こうした癖を常に意識するのは厳しいのでふとした瞬間に意識することができれば思い込みや意見のすれ違いといったことは大幅に減るでしょう。皆さんもふとした瞬間に自分の中にある常識(レンズ)で見ていないか意識してみてほしいです。
3.問い続ける
これは何らかの問題や結論に至ってそれをすぐに解決しよう、実行しようとするのではなく一度立ち止まって「なぜその問題が重要なのか?」「なぜその結論が重要なのか」考えることが重要です。『トヨタ生産方式』の中で紹介されていたものを引用すると問題をいきなり考えるのではなく、問題に対して5回「なぜ?」を問わないと本質的な問題は見えてこないし、いい解も得ることができないといっています。つまりふとした問題、解答が出てきたとしてもすぐに行動するのではなく「なぜ?」と問うことが必要なのです。
以上が、クリティカルシンキングにおいて重要な基本姿勢です。
最後に
最後まで見てくださった方、本当にありがとうございます。
これから気が向いたら記憶の定着のためブログを書いていこうと思います。
また、これらは自分の解釈を元に書いていますので私はこう思うというような意見もあるとは思いますがお許しください。
また会いましょう。
おすすめの本
- グロービスMBAクリティカルシンキング 著:グロービス経営大学院
- イシューからはじめよ 著:安宅和人
- トヨタ生産方式 著:大野耐一